芸術の秋『田部美術館 月影 −四季の茶道具−』
松江城の城下、堀川沿いの武家屋敷などが立ち並ぶ古い町並みに、
溶け込むように佇む田部美術館。
門をくぐると、菊竹清訓設計の菅谷たたらをイメージした屋根が美しい現代建築。
常設で布志名焼や楽山焼など、島根の焼物のうつわなどを見ることが出来ます。
展示品も素晴らしいですが、空間も素晴らしいです。
室内から日本庭園が一望できます。
展示室にある枯山水も粋な計らいを感じます。
今回の特別展示は月影と題し、四季の茶道具が展示されています。
布志名や楽山の茶器や花入れに、
高麗や唐物の陶磁器のうつわも展示されていて盛りだくさんでした。
帰りにテラスに腰をかけて、ゆっくりと日本庭園を眺めながら休憩。
この日はまだ誰も来館者がいなかったのでお庭も独り占めでした。
田部美術館の近くには松平不昧公ゆらいの明々庵というお茶室がありますので、
合わせて行かれるのをお勧めします。
紅葉も美しい季節になってきましたので、是非島根にいらしてください。
田部美術館
開館時間 9時~17時(入館は16時30分迄)
休館日 毎週月曜日(但、祝祭日の場合は開館)
〒690-0888 島根県松江市北堀町310−5
TEL:0852-26-2211
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